第10期生

岡田 琉生

RYUSEI OKADA

絵画

彫刻 / 写真

2003年、神奈川県生まれ。光の現象学、機械的自動性、プロセスベースド抽象絵画、物理空間とイメージの関係、都市空間における人工物の作用、東洋絵画における反復されるパターンと曖昧な遠近感の構築を軸に、生成的な構造体としてのイメージと次元の横断性を主題にした表現を展開している。

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ポートフォリオ

《Dusk Realm / Specter⇄Machine》2026

肉体を持たずに揺らぎ続けるイメージとしての幽霊と、意志を持たずに自動運動を反復する装置としての機械の間を行き来するような次元の往還は、意識と身体の感覚の主従関係を希薄化させ、区分された世界の狭間へと観る者を導く。その領域は、夕暮れの薄明かりのように、二つの異なる要素のあいだに不意に立ち現れる。

《Mirror Dust : Neural Debris : Techno Fossils》2026

作品に表れるのは、二項対立の境界がゆるやかにほどけ、互いに滲み合っていく世界の手触りである。そのゆらぎのなかで展示空間は、名前が与えられる前の標本が並ぶ「未命名の標本室」のようでもある。そこで鑑賞者は、分類上は異なるもののあいだに潜む共通性を見出す思考へと導かれていく。(文: 米林空)

《Mirror Dust》2026

顕微鏡画像やデジタル処理画像の合成、汚れのような痕跡を用いた平面作品《Mirror Dust》はデジタルとフィジカルの境界やスケールを曖昧化する歪な知覚を探求する。鏡の塵=虚像を刻む境界という推測の構造としてのイメージは、機械的操作と凍結した生命体の残響を示し、破壊と再構築が織りなす場を生成する。

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