第8期生

吉本 健義

TAKEGI YOSHIMOTO

テクノロジー

研究者。専門分野は「可食光学素子」と「デジタルファブリケーション」。計算機シミュレーションと3Dプリント技術の活用によって、様々な光学特性をもつ食品の実現に取り組んでいる。この技術を通じて特殊な視覚効果を持つ食品を制作し、食と人との新たな形のインタラクションを探求している。

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ポートフォリオ

《Edible Lenticular Lens Cuisine》2023

可食レンチキュラレンズを利用した「レンチキュラーサラダ」。見る角度によって富嶽三十六景の凱風快晴と神奈川沖浪裏へと絵柄が変化する。ポーセラーツ技術を利用して皿に特殊な画像を印刷し、その上に寒天とだしを使って成形したゼリーを載せることで効果を実現している。

《Edible Lenticular Lens Design System》2023

可食レンチキュラレンズの設計から作製までのワークフローを支援するシステム。ユーザは、ソフトウェアによるシミュレーションを利用してレンチキュラレンズの視覚効果をデザインし、ハードウェアを用いた切断成形手法によって設計通りの可食レンチキュラレンズを作製することができる。

《Edible Camouflage》2022

表面にレンチキュラレンズの構造を持ったゼリーを造形することで、特定方向の物体の視認を難しくする可食光学迷彩の提案。本手法によってゼリーが透明にもかかわらず中身が見えない食品が実現し、新たな驚きの食体験を創出することができる。

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