第7期生

CALLY TAN

CALLY TAN

テキスタイル

多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻大学院在籍 シンガポール出身。染織の素材と技法を活かし、心理学と存在論・人類学における概念に基づき作品の制作を行なっている。日常生活に既存する染織物と同じ素材を使用することにより、鑑賞者と作品との更なる親密的な関係を作ることに着目している。

掲載時点での情報です。

ポートフォリオ

KUMA EXHIBITIONでの展示作品

《 Empathy is in My House 》2021

バシュラールの「空間の詩学」によると、人が想像する家の構造には詩的な意味があり、人の無意識の構造に類似している。家の中に留まると、懐かしいと同時に掴みどころがない空間のようにも感じる。家という空間の中に居れば居るほど、住人としての自覚を身につける。そして、私の存在の輪郭線がより明白になる。

《 The Boy Who Loves Asphalt 》2023

アスファルトを愛している少年は、有機的な黒い面積に視線を奪われる。偶然にダメージされた地面とそれの意図的な修復といった衝突した結果が、このアスファルトの誕生。時には、少年がタイルの隙間から野生の花が芽吹いていることに気づく。小さな奇跡を見出せる眼球への感謝。

《 Sayang Sayang in My Wet Pockets 》2022

雨に降られ、白いズボンの生地が透けてしまった。そのため、ポケットの中身が視野に入り、昨日探していた小物の行方を発見。この視覚経験を通して、小物との再会から妙な特別感がした。亡くなった誰かのコートからレシートを見つけた感覚のように、普段何も思わない小物に感動してしまう。

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