第9期生

髙部 達也

TATSUYA TAKABE

建築

インフラ

2001年神奈川県生まれ。慶應義塾大学大学院 松川研究室 修士2年。井戸掘り、マニュアル出版、テラスの設計・施工などアナログなものづくりと並行して、井戸アプリや自動水耕栽培システムの開発といったデジタルな制作にも取り組む。多様な技術を身につけ、百の生業をもつ“新百姓”になりたい。

掲載時点での情報です。

ポートフォリオ

《STABLE FARM CABIN》2025

神奈川県藤沢市北部の小規模農地で、自律分散協調型の滞在型市民農園を複数開設する。インフラ未整備の畑でも井戸や太陽光パネルなどのパーソナルインフラ整備により、滞在可能な仕組みを構築する。現在は、滞在棟のモックアップ制作や1年間の農業研修を進めており、来年は農地確保と住と農の新たな選択肢の提示を目指す。

《井戸を掘り、井戸群をたのしむ》2024

井戸群を水道以外のオルタナティブな自律分散協調型水インフラとして位置づけ、SFC内に1人で3基の井戸を掘削・整備した。確立した手法は『井戸掘り完全理解マニュアル』として出版し、誰もが手軽に井戸掘れるようノウハウを公開した。また、地域に点在する井戸それぞれの状況を可視化するオンラインマップも開発した。

《森のテラス》2022

誰もが佇めるテラスを研究室前庭に設計・施工した。立体的な回遊性を持つ空間であり、敷地内にある3本の木を取り込んだ設計となっている。同軸組みを用いた施工を今後も続けていけるよう研究室内低学年への技術継承も行った。施工後にはブランコやハンモック、井戸、畑が導入されるなど、本建築は今なお成長を続けている。

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