第8期生

川村 智基

TOMOKI KAWAMURA

舞台芸術

会話劇

2001年生まれ。奈良県出身。劇作家、演出家、俳優。劇団『餓鬼の断食』代表。ハイテンポかつスラングを多用した関西弁の会話を通して、現代を生きる若者の心情を丁寧に描く群像劇を得意とし「狂想曲を聴いているような音楽的体験」と評される。演技表現の延長線上にあるダンス表現を模索する。

掲載時点での情報です。

ポートフォリオ

《餓鬼の断食vol.4『空白/I face my void.』》2023

2022年、精神的な拠り所であった喫茶店のオーナーが、32歳でこの世を去った。
上記の体験と京都府が抱える0番地問題及び再開発計画を題材にインタビューを行い、 失って/奪われてしまった人間が抱える漠然とした『空白感』と、 それに向き合えない人間の漠然 とした『虚無(void)』についての物語。

《餓鬼の断食『或る解釈。再構築ver.』》2024

『構造/環境、又は日常の中で看過され続けてしまった暴力』によって押しつぶされてしまう現代の若者らの心的な負担が限界に達してしまったときに表出する『情念的な何か』を可視化出来ないか?という目的の元、夢幻能や量子力学の理論を援用し、新たなダンスを模索する試み。

《餓鬼の断食vol.3『或る解釈。』》2022

安倍元首相が地元で殺害されても、社会的に理不尽な扱いをされていたとしても日常で交わされる会話において、明確に『問題』について口に出す者はいない。
本作は私の個人的苦悶と奈良県が抱える問題、双方を戯曲に落とし込みつつリズミカルかつ現代のスラ ングを多用した会話によってコミカルに描き出す新現代口語劇。

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