第4期生

中野 萌士

KIZASHI NAKANO

テクノロジー | メディアアート

2021

Observable Virtuality -観測可能な仮想感-

流行り病によって,「レストランでの食事」は高級品となってしまいました.本作品では,現実の食事映像をVR空間に重畳するAV表現を行い,「レストランでの食事」をVR空間にて行う事ができます.我々は五感を用いて現実世界を観測し,各個人が認知した世界にて生活しています.例えば自宅にいても,360度カメラを用いれば現実世界のレストランで,VRSNSではVR世界のレストランで,食事している感覚を得ることができます.これらは,RealとVirtualという点で異なっていますが,流行り病によってRealの観測が困難になったことで,RealとVirtualの立ち位置は入れ替わるかもしれません.VirtualなRealとReal なVirtual,あなたはどちらにリアリティを感じますか?

ご質問は下記のフォームより
お問い合わせください。