2022-23
《Across Scales》
ワシントン D.C. のアナコスティア川沿いに位置する本プロジェクトの敷地には、1959 年に大規模な開発が行われ巨大なスタジアムが建設された。現在はその解体が進んでいるものの、非人間的なスケールは未だに残り続けている。本プロジェクトは巨大な敷地に身体的なスケールの伴う新たな住宅地を計画するものである。
あまりにも巨大な敷地。大規模だからこそできることはなんだろうか。そこに生まれる体験は何か。敷地のポテンシャルを活かすのはどのような建築物か。どのようなランドスケープか。人はそこでどのように生活するのか。どう感じるのか。4ヶ月の製作期間の中で、膨大なリサーチやアイデアと向き合いながら考え続けた。
本展示作品は、巨大すぎる非人間的スケールから身体的スケールの横断と、リサーチとデザインの横断によって、敷地に潜む膨大な要素が拮抗し、変化し、進み続けた結果である。
▶▷▶▷グループ展詳細ページ:KUMA experiment vol.7『生を読む』
▷▶▷▶ギャラリートーク:https://www.youtube.com/watch?v=WPtTjlM5m1I
©SAYA HIGUCHI