2023-24
《 サド 》
フランス革命期の小説家マルキ・ド・サドは生涯の大半を監獄と精神病院で過ごし、自由を剥奪されたことで極限的に自由な王国を空想の世界で築き上げた。
本展示はスライド映写機を用いて、サドの言葉、作者自身の記憶、古典ハリウッド映画など、様々な時代で生み出された断片を等しいスケールで見せる。
サドの文学そして獄中で妻へ宛てた手紙から、監禁と暴力のイメージが活発化する 21 世紀を読み解く試み。
▶▷▶▷グループ展詳細ページ:KUMA experiment 2023-24 vol.5『Pendulums』
©HSUEH DAYUNG