2023-24
《 フェミニスト・キルジョイのためのワーク 》《 ケルベロス・セオリー記録集 》《 ケルベロ・セオリー ZINE 》
ケルベロス・セオリーは、差別が再生産されない場所であるセーファー・スペースとしての展覧会を試みるアーティストコレクティブである。
キルジョイとは直訳で「喜び / 楽しみを殺すこと」である。日常で起きる差別に対してその場で水を刺し抵抗する行為を、サラ・アーメッドは著作の中で「フェミニスト・キルジョイ」と呼び、様々なマイノリティの歴史やポリティクスを呼び起こしながら、抵抗のための言葉を自らの生に取り戻そうとする。本作品では、『フェミニスト・キルジョイ』の読書会を通して、それぞれが行ってきた抵抗の経験を共有する言葉を獲得し、それをキルジョイとして捉え直した。それをもとに、それぞれがキルジョイであるために必要とする「キルジョイ・サバイバルキット」を作るワークショップを行った。
▶▷▶▷グループ展詳細ページ:KUMA experiment 2023-24 vol.3『ままならなさを生きるからだ Bodies / Multiplicitous』
©Moche Le Cendrillon