レポート
夏のカリキュラム『Kuma Camp』を実施してきました!
クマ財団事務局、小川です。
8月16日(金)〜17日(土)@コロニー箱根にて、クマ財団3期の夏合宿『Kuma Camp』を実施してきました。
素敵すぎる2日間だった。。。36名のクリエイターのプレゼンが聞けていくらでも話し放題な環境、あまりにも贅沢な時間だなとしみじみ……早く一緒に製作がしたすぎてうずうずする。財団の方々、本当にありがとうございます。#クマ財団#クマ合宿#KUMACAMP#コロニー箱根 pic.twitter.com/U89eo0TT1E
— 芦藻 彬@C96日曜南ウ46b (@akiraturu) August 17, 2019
#クマ財団 夏合宿。
箱根の豊かな自然の中で、美味しいご飯やお酒を囲み、個性豊かなクリエイターの皆と、時にアツく、時にシッポリ語り合う。日頃の制作や都会の喧騒から離れ、心身ともに安らかにあれた1泊2日。やっぱり誰とすごすかは大事だなあと。幸せな時間をありがとうございました!#kumacamp pic.twitter.com/VBjfjmbHiJ
— 地球少年 / 篠原祐太 (@earthboy64) August 17, 2019
思い起こせば、2ヶ月前。
6月の初め、財団3期生の顔合わせを兼ねた、『キックオフイベント』を実施。
この度、クマ財団奨学生第3期に採択して頂きました。
精進して参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。https://t.co/mu0J3c8F9l#クマ財団 pic.twitter.com/duxatriFLi— あーや (@a______ya) June 15, 2019
#クマ財団 ( @kuma_foundation )、2期に引き続き3期も採択していただきました。また色んな方面の面白い人と一緒に何かできるのが楽しみです。
—https://t.co/jJqZCGuZVl pic.twitter.com/Ei7cEbhl39— Nate (@nate_nate_co) June 14, 2019
それからはや、2ヶ月が経ち、オンラインコミュニティでのやりとりや、各自の個展やイベントへの行き来などはあるものの、同期のメンバーが一堂に介し、“じっくり” 話す機会は、なかなかありませんでした。
クマ財団は、初年度の1期生の時から、そんなクリエイターたちの、“もっと話したい!”という意向を反映。
夏、秋の2度の合宿を『つながりの場』として、とても大切に考えてきました。(昨年の様子はこちら!)
さらに今回は、初の試みとして、給付生である第3期生に加え、1期、2期から『有志メンバー』を募集。
結果、2期生2名から参加意向があり、3期生メンバーに、2期生2名を加えた、『1泊2日の合宿』を行ってきました。
さてさて、前置きが長くなりました、内容について簡単なご報告です。
『Kuma Camp』の内容は、とてもシンプル。
『“やること” から離れて、じぶんと仲間に向き合う時間。』
そんなテーマで、今年の『Kuma Camp』はスタートしました。
箱根という自然に囲まれた、非日常空間で、普段会えない仲間たちと過ごす時間。
それぞれの活動紹介を『5名1組』で、『1人3分』ずつ実施。
それを聞いたメンバーがさらに話を聞きたい人の元に集まり、フリーで20分間、話を聞いていく形式。
これを1セットとして、メンバー全員の活動紹介が終わるまで、順番に行います。
本当に、『これだけ』を繰り返していきます。
日々、自分の世界観にこだわりを持ち、活動しているクリエイターには、そんなやりとりが新鮮に感じられるのかも知れません。(つまり、意外と好評なのです。)
当然、最初のうちは、緊張が見えます。
自分が話したことに対して、メンバーから素朴な疑問などが飛び交うなどして、少しずつお互いの活動内容や得意分野を理解していきます。
ジャンルが多岐に渡るため、話の内容は、専門的な部分よりも、その人の『想い』や『動機』にフォーカスしていきます。
いつもなら相談できないような悩みごとや、コラボレーションの案件まで飛び出したりもします。
合宿の夜、彼女の生歌を聴かせてもらって惚れ惚れした。同じく #クマ財団 の雪月花ちゃんと若田君と共に創る舞台。初めて会った日に意気投合してやることに決めたとか。ロックだ。29日は完売だけど、28日は残り少し席あるみたい。気になる方はぜひ〜! https://t.co/KQ2HMNTY9y
— 地球少年 / 篠原祐太 (@earthboy64) August 17, 2019
夏合宿
私の認識の外の世界の人たちと繋がることができた2日間でした。
世界が拡張していく感覚
夏てんこ盛り祭り#クマ財団 pic.twitter.com/TXLy1B7Tyv— 高畑彩佳 (@takabatakesyk) August 18, 2019
夕方からは、代表理事の馬場も合流しての大懇親会。
日中のプログラムだけでは、お互い話し切れないこともあったことでしょう。
完全にリラックスした表情で、皆、思い思いの時間を過ごしました。
また、懇親会では、パフォーマンスの時間もあります。
国内外で、ダンサー・コレオグラファーとして活躍する『YUGO』
HumanBeatbox(ヒューマンビートボックス)を独学で習得、YouTubeなどを通じて世界で活動する『SHOW-GO』によるパフォーマンス。
この時間、会場にいる全員が釘付けとなり、拍手喝采を送りました。
クリエイター同士の『つながり』や『可能性』を育む時間。
それぞれが思い思いの時を過ごし、普段は制作のため忙しい日々を送るメンバーも、この時ばかりは箱根でのひとときを楽しんでいました。
お互いがお互いの『学び』であること。
これまで、3年間のクマ財団の活動を見て、感じることがあります。
ジャンルや専門領域の全く違うクリエイターたち。
彼らに何かを教えようとしたり、体験させたりするよりも、『お互いがお互いをよく知る場』が必要なのでないか、ということ。
そして、そんなきっかけとなる場を作ることの方が、より一層彼らの可能性を拡げるのではないか。
そう考えて、このような合宿の形式をとっています。
固まりきったプログラムも、大げさな目標も不要。
今回も、クリエイターそれぞれが、制作に至った想いや経緯を理解し、今後の活動の可能性を創造していく、とても貴重な時間となりました。
次回、秋の『Kuma Camp 』では、毎年3月に開催している『KUMA EXHIBITION 2020』について話を進めていく予定です。
最後にお知らせを。
今年3月に行われた『KUMA EXHIBITION 2019』のアーカイブサイトが完成しました。
次回の『KUMA EXHIBITION 2020』の開催日時(※)は、2020年3月19日(木)〜22日(日)です。
(※日時は変更の可能性があります。)
1期生、2期生の活動、作品をご覧いただきつつ、『KUMA EXHIBITION 2020』へ向けた、3期生の取り組みにもどうぞご期待ください!
(made by ギャル電まお)
Photo by 大木 大輔
Text by 小川 大介
クマ財団 クリエイター奨学金事務局