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AHMED MANNAN

AHMED MANNAN

絵画

絵画を中心に作者自身のアイデンティティや、それに関連した問題などを紐付けた制作、発表を行っており、最近では映像作品や立体作品なども制作している。絵画、造形という身体的な運動と共に自身のパーソナルな部分から端を発する社会の見え方をアウトプットする形で美術を行なっている。

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ポートフォリオ

《 素材と状態の絵 》2023

この絵画作品は、違う素材同士で描かれた絵画を一つに合体させた組作品で、右側は父が大鍋で料理をしている光景を油絵具で描いており、左側は父の得意料理であるビリヤニに使うスパイスを顔料にした絵具を使用して、映像作品内に登場する料理をしている父と自分をモチーフに二人の人物を描いた。

《 父親が母語で喋って自分も母語で喋って二人で一緒になんかする 》2023

作者と、その父がお互いの母語(作者は日本語、作者の父はウルドゥー語)で会話をし、すれ違いを起こしながらも父の得意料理であるビリヤニを一緒に作るという作品で、長方形の立体作品内にビリヤニに使われるバスマティ米で埋まったモニターがあり、そこから二人が一緒に料理を作る映像が流れている。

《 ラグ絵画床絵画 》2023

立体、映像作品の下に敷いてあるラグマット作品は作者の手作りで、2019年に父の実家を訪れて家族と料理を食べていた時に床に敷いてあった絨毯から着想を得て制作した。

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