第10期生

三ヶ尻 晴登

HARUTO MIKAJIRI

絵画

壁画

2000年生まれ。東京藝術大学大学院 壁画第一研究室在籍。主に東洋美術に取材し、とりわけ書画におけるコラージュ的性質や独自の空間形式に着想を得て、これを様々な技法によって再解釈するような制作を行う。近年はその関心を壁画へと展開し、台湾をはじめ国内外で制作やリサーチを行っている。

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ポートフォリオ

《25°03'00.5"N 121°34'33.5"E》2025

台湾・台北の路上で、屋台を覆う板に描いた作品。街の営みや歴史が痕跡として刻まれる場として壁を捉え、それらとの共同を試みた。板の落書きや汚れを下地として、市内の取材を通して得た様々な視覚要素を山水画形式に倣って配置し、即興的に描画した。
213×90cm|板、墨汁、アクリル、コラージュ

《ちょうじゅうかぼくず》2026

伊藤若冲《鳥獣花木図屏風》をモチーフとし、デコラージュ(紙を剥がすこと)による痕跡を積み重ねて描画した作品。否定性による造形という視点から近世日本絵画における「地と図」(背景と対象)の等価性を再解釈することを試みた。
2000×930mm|キャンバス、紙

《かぶき》2024

歌舞伎における役者の身体性を、平面上のコンポジションとして再構築した作品。「いきの構造」における媚態と意気地の二律背反を、近世絵画に見られる地と図の対立/反転構造に重ね合わせ、デコラージュによって表現している。
5580×1800mm|板、紙、アクリル、墨汁
撮影:筒口直弘

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