第10期生

水口 理琉

RIRU MIZUGUCHI

インスタレーション

パフォーマンス

動物の巣をつくる動きが、小さい頃の自分の秘密基地づくりとよく似ていることに気づいて、共通点を見つけたみたいで嬉しくなりました。
それから、自分も巣をつくっています。
つくっていくうちに、「どうにかしてそこに居ようとする」ことが、巣づくりなのかも、と思い始めました。

掲載時点での情報です。

ポートフォリオ

《DAUB!》2025

ドロバチという、泥で巣をつくるハチがいる。
口で泥を運んできて、少しずつ丸めて、くっつけて、自分の場所をつくっていく。
私も一個一個積み上げるように、自分の場所をつくりたいと思った。
代わりに使った段ボールは、物を運んで、誰かが触って、流れて、最後は隅に溜まっていて、泥に似ているような気がした

《織り入って、》2025

タイで何度も野良犬の群れに追い回されて、テリトリーについて考えるようになった。
その感覚のまま、四つの文化が隣接する村に滞在した。
モン族は仏教を深く信仰し、今でも寺院の飾りに伝統的なヤシの葉工芸を使っている。
モン族のおばちゃんに教わったヤシ編みを使って、別の文化圏にある中国寺院へ巣をつくり始めた。

《NEST》2020

庭にあったメタセコイアの木が切られて、枝と一緒にカラスの巣が落ちてきた。

よく見ると、巣にはハンガーや鉄条網みたいな人工物まで編み込まれていた。
その場所にあるものを拾って、試しながら、自分の場所をつくるカラスの手つきを想像して、勝手に共感した。

カラスを真似するように、自分の巣をつくり始めた。

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