第10期生

髙山 晃

HIKARU TAKAYAMA

彫刻

インスタレーション

神奈川県出身。彫刻を通して不可視の空間領域について考察し、鬼門や呪術、遺跡といった概念を手がかりに、インスタレーションを中心とした制作と研究を行っている。断片化した物語や説明不能な感覚の痕跡をイメージとして収集し、それらが彫刻や空間のなかで再編される可能性を探求している。

掲載時点での情報です。

ポートフォリオ

《獣帯の遺跡 - Zodiac Remains》2026

《獣帯の遺跡》は、12の星座を人体構造に対応させた「獣帯人間」という仮説的身体像を手がかりに、病と正気、理性と迷信の狭間で、説明不能なまま断片化した語りや感覚を、収集・接合・修復しながら、ひとつの人体=ひとつのナラティブとして再び立ち上げ、物語の回復を目指そうとする連作です。

《獣帯の遺跡 - Zodiac Remains》2026

本作には、声と耳鳴りのような音が流れる音響装置が組み込まれています。
音声は、意味として回収される以前の言葉や、言語になる手前の声を想定しており、
言語とイメージ、そして物語が生まれる以前の地点を探ろうとしています。

《獣帯の遺跡 - Zodiac Remains》2024

建築物や土地には、《鬼》が出入りするとされる鬼門と呼ばれる方角が存在します。
私はこの不可視の領域を可視化し、そこに不可侵の空間領域を展開しました。
八体の狛犬を融合した彫刻や槍のオブジェクトは虚構と現実の交差する地点の持ち運び可能な遺跡として立ち上がります。

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