第6期生

森 聖華

KIYOKA MORI

工芸

陶芸

1996年長崎県出身。東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻陶芸研究分野在籍。主に生物を用いて浄化をテーマに陶芸作品を制作している。作品制作には自然豊かな土地で育った経験が根底にある。また、並行して生活を彩る食器類の制作も進めている。

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ポートフォリオ

釣りキチ親父

海難事故死した父親の火葬して骨壷に入らなかった骨を釉薬にし、作品を制作した。 陶芸でこの作品を制作する意味として、陶芸の窯で土を焼く行為が火葬に似ているけれど 火葬→人の形を残さず骨だけに 陶芸→形が残せるという点に着目し浄化を表現した。

キシネンリョ

亡くなった亀の体の中でメダカが生きている空間を作ることで、生と死、生命の循環を表現し、それを見た自分の心が浄化されるという仕組み。また、水を循環させている銅製の睡蓮の花言葉は清浄であり、メダカの生きる水と人の心を浄化させることも意図している。

金彩ヨーヨーマグカップ

コロナ禍で夏を存分に満喫できないそんなご時世に夏祭り気分を味わえるヨーヨーを模したマグカップを制作した。とっての部分をくるんと丸くすることで、ヨーヨーの輪ゴムの持ち手部分を表現した。いっちん技法で絵付けし、飽きの来ないデザインを目指した。たくさん並べると涼しさと楽しさを味わえる。

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