第6期生

コエダ 小林

KOEDAKOBAYASHI

プロダクトデザイン

実験家/デザイナー

1996年生まれ。兵庫県姫路市の村で育つ。2019年、安積伸の事務所で経験を積む。個人でデザイン事務所を営みつつ、東京藝術大学に所属。また「21B STUDIO」としてチームでも活動を行う。自然現象の翻訳 をテーマに研究者のように意識深く物事に向き合いつつ、探検家のように純粋に探求を楽しんでいる。

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ポートフォリオ

KUMA EXHIBITIONでの展示作品

Quiet

自然界で刹那に見られる一描写を切り抜き、人工的なプロダクトに閉じ込めたディフューザー。ピンと張った葉から朝露が滴り落ちる時の移ろいを人工的に再現したオブジェクト。植物とその機能に着目し、アナログなポンプの役割を再現。葉の揺らめきと水の移ろいを連鎖させることで心地よいタイムスケールを感じさせてくれる。

面壁千年

赤錆と緑青によって全身を覆われた偉容な雰囲気を放つダルマ。なにげなくそこに佇む姿に魅了され、生い立ちを知ったことをきっかけに「祈願」するダルマではなく、「共成(共に成長する)」ダルマを目指した。ダルマ対峙したとき、自分もいつもより少し頑張ろうと思える。目標に向かって共成するダルマ。

果実の楽器

種や房といった、果実の構造を模したシェイカー。振ったり転がしたりすることで、果実ごとに個性ある音を奏でる。形から音を、音から中身を想像する体験によって、「目で聴く」「耳で視る」といった知覚の相互作用を促し、五感の学びほぐしを行う。楽器で五感を楽しむ体験が、想像することの豊かさに繋がるよう期待する。

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