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Maya Erin Masuda

Maya Erin Masuda

メディアアート

”New Media in Abjection”を主題に、人とテクノロジーの融合として定義されてきた「サイボーグ」を、人間とテクノロジー、モノ、動物などあらゆるものがその脆弱性によって開かれ混合する場所から再定義するような活動を行う。活動は、フェミニスト批評誌 i+me(d/e)aの出版やアクティビズム、キュレーションなど多岐にわたる。

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ポートフォリオ

《 にょろにょろ機械、ばらばら機械、ぴちゃぴちゃ機械 》2020~ongoing

人間の手、外環境、そして共同体の間で成立するケアと共にある機械像を模索する作品。流体や有機物を回路内部に用いることで、腐食や酸化の過程を、機械の内部に取り込んでる。これによって、機械は流動的で不安定な、絶えず崩壊へと向かう存在となり、人の手による修復と、時間環境的な変化のあわいに存在するものとなる。

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《 The Landfall 》2023

作家はチェルノブイリや福島に取り残された動物に見られる皮膚異常についての調査をもとに、機械の表皮や構造を作り変えることで、人間によってもたらさたジオ・トラウマの記憶を、未来性のなかに保存することを試みている。近未来におけるポストヒューマニズムや親密性、痛みとクィアネスといった主題について問いかける。

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《 不安定な口、逃走する耳、穴 》2020

一つの身体に生まれた全ての言葉が、発話されるわけではない。同時に、一つの身体に与えられた全ての言葉が、聴取されるわけではない。送信機となる二つの彫刻、“口”の間で、受信機である”耳”は絶えずゆらゆらと逃亡する。本作は、語りの生成と穴について問いかける。

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