第6期生

小松 実紀

MIKI KOMATSU

工芸

1996年新潟県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程在籍。ガラスを用いて“人間の姿”をテーマに、自身のこれまでの経験や思考に基づき制作を行っている。

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ポートフォリオ

存在Ⅰ

人間の体臭は人それぞれ違い、その人の存在を示すものだと考える。もし体臭が消失してしまったと考えた時、自身の存在は他者に気付いてもらえないのではないか、という恐れをきっかけに常に自身の「におい」を確認するための「体臭を入れるための器」を制作した。

H40×D30×W30cm

villi

モチーフである人体の内臓の内側にある柔毛から発想し、人体の内側に隠れる美しさを表現した作品である。

H25×D30×W20cm

輪郭

人間の理想の姿をテーマに、人間の姿が肉体的にも精神的にも、ガラスのように美しく輝くものであってほしいという願いから制作している。作品の持つ奇妙な印象の中にもガラスという素材が放つ美しさや輝きを取り入れ、繊細で美しくありたいと願う自身の姿を表現した作品である。

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