第4期生 | 第5期生

花形 槙

SHIN HANAGATA

パフォーマンスアート

1995年、東京都生まれ。慶應義塾大学 SFC 卒業、多摩美術大学 修士課程 美術研究科 デザイン専攻 情報デザイン研究領域 在籍。テクノロジカルに加速する資本主義の中で揺らぐ「私」の身体性への関心のもと、肉体と意識、自己と他者、人間と非人間の境界をパフォーマティブに再構築する実践を行う。

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ポートフォリオ

still human

この実践は、この社会で「理性」と呼ばれる狂気を反転するようにして、身体を反転し、「人間」を形づくるあらゆる身体的規範を解体する。そして、生まれ変わるようにして、全く新しい身体性を獲得していく闘争/逃走に身を置くことで、非常にプリミティブな地点から全く新しい「構造」を再構築していく営為である。

Uber Existence

Uber Existenceは、利用可能な他者の身体を貸し出すことで、ユーザーが安全な場所に身を置きながら外界を探索することができるというシステム/サービスであり、それをこの高度資本主義社会の加速的搾取の中で、実際の生活と架空のストーリーの中を行き来して実践するメタ・パフォーマンス作品である。

Paralogue

Paralogueは、自らの腕に他者を寄生させ、自己と他者が重なり合う身体を作り出す作品である。装置を腕に身につけた宿主は、EMS(電気的筋肉刺激)によって本人の意思とは無関係に手腕を動かされ、その腕は、遠隔にいる寄生者があたかもそこに憑依したかのように振る舞い始める。

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