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金子 太一

TAICHI KANEKO

建築

構造/エンジニアリング

木工や鉄鋼、伝統工芸の基本制作に対してデジタルファブリテーションを用いることで、「力学的な合理性」や「素材としての合理性」を求め、建築に応用されていくことを目的としている。
主に構造を主体とした研究を含めたアート作品の制作と素材の開発に注力し、プロセスの 新規性とその確立を目指す。

掲載時点での情報です。

ポートフォリオ

《 桶箱工法-ver.2 》2023

桶や樽のように、複数の木の板を外から締め上げて成立する構造体では、平面幾何学だけでなく立体的な自由曲線も描けるのではないか。そんな問いから始まったこの作品は、中に通っているベルトを締め上げるだけでこの形状が成立している。この工法を私は「桶箱工法」と名付けた。

《 Enviromental Structures 》2023

構造が成り立つその場所のエネルギーを取得し、構造力学として編成する。建築において、周辺環境や自然環境が付加価値として扱われるのではなく、それを根底とした構造体のありかを問う。今回の作品では、水、風、熱、3つの自然エネルギーに着目し、構造物がそれらによって成り立つ様を作品化した。

《 KEYAKI KAGU 》2021

日本橋にあるパン屋さん「PARKLET」に設置するための家具の制作。MRを利用した家具制作を試みた。3Dスキャンをした気をソフトウェア上で設計を行い、カット面を同時にモデリングする。モデリングしたCGを現場でHololensを通して現物の木と重ねながら加工を行う。

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