第5期生 | 第6期生

室元 拓人

TAKUTO MUROMOTO

音楽

クラシック/作曲

1997年生まれ。日本の習俗、奇祭やまれびと信仰を手がかりに、現世と他界(目には視えない世界)を行き来する時間を、音によって構築する。作品は東京フィルハーモニー交響楽団、東京シンフォニエッタ、フラックス弦楽四重奏団、アンサンブル・アンテルコンタンポランなど国内外の団体によって演奏されている。

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ポートフォリオ

《トカラ・イヴォーク》2020

鹿児島県の離島・トカラ列島では「ボゼ」と呼ばれるユニークな仮装の奇祭が年に1度行われる。作品では、普段は視ることができない「神」の往来を、ノイズ(不可視な音)と楽音のネットワークによって表現した。

《ケベス —— 火群の環》2020-21

大分県の国東半島に伝わる「ケベス祭」は毎年10月14日に行われる火祭りで、起源も由来も不明の奇祭である。作品では「ケベス祭」からインスピレーションを得て、目眩く火の渦を、2つの群のオーケストラによる立体的な音響によって表現した。

《凍てつく火花》2024

ピティナ・ピアノコンペティションのコンクール課題曲として作曲。
幼少期に体験した線香花火のイメージをピアノの音に重ねあわせ、瞬く間に花開きパチパチと音を立てながら消えていく火の様子を表現した。

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