第7期生 | 第8期生

梅本 佑利

YURI UMEMOTO

音楽

2002年東京生まれ。作曲家、プロデューサー。日本のアニメやインターネット文化、ポップカルチャーの表現を吸収したマキシマリスティックな音楽性を探求している。作品は、欧州の主要な音楽祭で演奏され、演奏家からの委嘱も多い。アーティスト・コレクティブ mumyo(合同会社無名)代表。

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ポートフォリオ

《Moe2Girl》2022

“Moe²Girl“(萌え²少女)は、日本のインターネットカルチャーにおける「音MAD」、アニメ、オタクカルチャーの影響で生まれた音楽・キャラクター作品。音源は、声優との共同作業で収録されたアニメ声のセリフを編集して制作された。これまでに、様々な楽器のためのバージョンが制作されている。

《SUPERBACHBOY》2020

無伴奏チェロのための作品。日本のチップチューン、ゲーム、キャラクター文化を、西洋音楽の伝統的文脈に掛け合わせて生まれた音楽。「バッハボーイ」は日本のゲームキャラクターのイメージをJ.S.バッハの肖像と混ぜ合わせることで生まれたキャラクター。2024年にはドイツ、アイゼナハのバッハ生家で演奏された。

《i’m scared of dying. what do i do? 「死ぬのが怖いです。どうしたらいいですか?」》2023

「死ぬのが怖いです。どうしたらいいですか?」ネット掲示板で無限に投稿されるその言葉のように、僕は死ぬのが怖くてたまらない。人生とは、死とはいったいなんだろうか。芸術家は、その作品が永久に忘れ去られたときに死ぬのだろうか。2024年にはケルン古楽センターで同曲の題名を冠した演奏会が開催された。

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