川上 喜朗
アニメーション / 絵画 / イラスト
イラスト調の少年少女をモチーフに、「きっと存在するであろう幻影の風景」を求めてアニメ・絵画・イラストなど、様々な手法・手段で作品を制作している。2016年トーキョーワンダーウォール賞受賞。東京藝術大学大学院アニメーション専攻1年在学。
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花 - The flower
2018年 2:55 油彩によるアニメーション きんきん光るからっぽの場所に生まれた少年。心象のイメージが重なりあう中を彼はただよっていく。情景は変化して、最後は花へと昇華し、画面の向こうへ消えていく。
燕麦がきんきん光っておりました。
2017 キャンバスに油彩 162.0×194.0cm 題名は宮沢賢治の短編「おきなぐさ」の一節を引用したもの。焦りやいらだち、不寛容に溢れた現代で「わたしはここにいるから」と静かに訴えかける存在を描きたかった。

ひすい
2018 photoshop illustrator ただ無表情に私たちを見つめる少年。例えば仏様のお顔はどれも無表情だ。でもその中には慈愛や怒り、喜びや哀愁が込められてきた。彼もまた、哀しさや喜びを見つめているのではないだろうか。
