第3期生 | 第4期生

若田 勇輔

YUSUKE WAKATA

メディアアート / 彫刻 / インスタレーション

1995年愛媛生まれ。東京藝術大学美術研究科デザイン専攻在籍。都市空間に内在する"捉えがたい概念"を具象化させる作品制作を、分野を横断しながら行う。近年はニューヨーク•ベルリン•上海など国外にも活動の場を広げている。

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ポートフォリオ

China made out of China

様々な国の紙ゴミを収集し、その国や都市のマップを型どった彫刻を制作するシリーズ。
都市の断片としての紙ゴミをストリートアートとして街にゲリラ的に出現させるが、それらは雨風によって、せいぜい一週間程度で街のゴミへと返っていく。そのプロセスはまさに都市のスクラップ・アンド・ビルドを想起させる。

The cock

六甲山の数カ所に、神功皇后が金の鶏を埋めたという伝説がある。その鶏は村に災いが起こった際にしか掘り出してはならず、埋められた場所に腰掛けた村人に災いが降りかかったとも言われている。この作品はその金鶏伝説をモチーフとしながら、空間全体を取り込んだインスタレーションである。

街の沈思

朱家角は上海の中心地から40km離れた水郷の街として知られているが、その美の背後には無数の廃墟と新しいマンション建設が同時に存在する。この作品は廃墟やゴミ処理所から集めた木材約400本を、都市のビル群のように集積させて制作した思想空間である。

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