第6期生

福島 周平

SHUHEI FUKUSHIMA

彫刻

大阪府出身表現メディアと作品を鑑賞する身体の関係性をテーマに研究を続けてい る。特に彫刻と写真に注目し、両者の歴史的な関わりや内包する「時間」への考察から制作を展開している。

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ポートフォリオ

On your eyes only

大理石の写真を転写した発泡スチロールの立体が溶ける様子を鑑賞するインスタレーション作品。立体の中身が溶けて表面の写真だけが残っていくプロセスは我々の感覚世界の危うさと時間の経過における写真の存在を表現している。

You gone sleep

人間としての実在が曖昧である睡眠状態をモチーフに我々の感覚世界の二面性を表現した彫刻作品。寝ている人間の写真を樹脂で固定した立体は鑑賞者に人の実在と不在の両面を想像させる。またその想像が表面の写真によって起こされていることが、写真鑑賞において「何を見て、何を見ていないか」という問いにも繋がっている。

Untitled(skins)

印刷した肌の写真をペーパークラフト的に組み立て再度撮影した写真作品。写真のイメージ、紙の質感や形態は鑑賞者に『身体』に対する想像と虚構を行き来させる。

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