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クマ財団の活動支援生による11のプログラムからなる シリーズ企画「KUMA selection 2024」を今年も開催!
絵画、音楽、彫刻、インスタレーションなど、様々なジャンルで活躍するクマ財団の活動支援生。そんな若手クリエイターの発表の場として、活動支援生11名がそれぞれ自由にギャラリーを使い、展示や公演を行うシリーズ企画「KUMA selection」を今年もクマ財団ギャラリーで開催します!
KUMA selection 2024
公益財団法人クマ財団は、25歳以下の学生クリエイターを対象とした「クリエイター奨学金」、奨学金の卒業生を対象とした「活動支援事業」を通して、次世代を担うクリエイターの育成に取り組んでいます。
「活動支援事業」は企画書ベースでの選考を行い、クリエイターのステップアップに繋がる個展開催費や滞在制作費、作品制作費など幅広い活動を支援する助成金です。
そんな「活動支援事業」の一環として、活動支援生によるシリーズ企画「KUMA selection」を2024年5月から9月にかけて開催します。これまで支援をしてまいりました活動支援生の有志11名にクマ財団ギャラリーを自由に利用する機会を提供し、個展や公演、ライブ、上映会などを各クリエイターが企画して発表します。
様々なジャンルで創作活動に打ち込み、新しい価値を創造しようと試みる若手クリエイターのプレゼンテーションを毎月2〜3名ずつ行います。この機会にぜひご高覧ください。
活動支援事業について詳しくはこちら:https://kuma-foundation.org/support/
参加クリエイター(活動支援生11名)
渋谷 七奈(絵画)
ペインター。東北を拠点に作品を発表。
現在は「ネアンデルタール人が死者に花を供えていた」という言説に着目して描いた作品を発表している。近作ではドローイングをベースにした制作手法も取り入れている。2019年に東北芸術工科大学 芸術総合領域修了。
高畑 彩佳(絵画 / インスタレーション)
美術家。「人は見ている。そこに誰もいなくても。」 という教えのもとで育った。私を見つめる目。目とは誰か。神か、自然か、他者か、あるいは己か。1995年香川県生まれ。京都造形芸術大学大学院修了。京都在住。丸亀市の助成を受け、丸亀市猪熊源一郎現代美術館造形スタジオで初個展「象牙の塔」を開催。
Meta Flower(久保田 樹)(彫刻 / 音楽)
1994年、藤沢生まれ。ラッパー、美術家。東京藝術大学美術学部彫刻科、学部、修士卒業。アンダーグラウンドからメジャーまで、海外でも楽曲制作を行っている。爆薬を地中にて起爆し、衝撃波のエネルギーを模った世界最速彫刻を制作。そのほかに、文字や人のやり取りを彫刻とする文字盤も発表している。
筒 | tsu-tsu(ドキュメンタリーアクティング)
ドキュメンタリーアクター。幼少時より修する古典舞踊から得た「筒(つつ)」という身体感覚を手がかりに、演技と共同体にまつわるプロジェクトを展開する。複雑な他者をそのまま引き受ける手段として演技を捉え、人間の可変性と出会い続ける。
山縣 瑠衣(絵画)
1997年生まれ。 自らの皮膚に対する意識や視座を制作の基調に置いている。近作では、衛星地図のような垂直の眺めにおける風景の経験とそのパースペクティブを捉え、既に地図の中に捕らえられた表面=自己という状況の中で、「風景画」の主題に取り組む。
乾 真裕子(映像 / パフォーマンスアート)
東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻 修了。フェミニズムやクィア理論を手がかりに、自身の身体を用いたパフォーマンスや映像作品を制作。近年は、 民話や昔話におけるジェンダー表象と、語り継がれながら変化していく歌や語りに関心を持っている。 CAF2021金澤韻審査員賞、平成藝術賞ほか受賞。
久保 暖(音楽)
音楽家。独自の手法で生成した音を用いて有機的な電子音を奏でる。2018年夏季にソロEPをはじめ多数作品をリリース。美術分野では、現象を抽象化して時間軸上で拮抗を扱う空間作品を制作する。東京藝術大学大学院音楽研究科、美術研究科卒業。
岡 碧幸(メディアアート)
北海道大学農学部を卒業後、Royal College of ArtにてInformation Experience Designを学ぶ。環境生命化学、情報学、哲学の観点からモノを観察した作品により、現代社会での人と人以外の存在の関係性を探る。STRP ACT 2020ほか受賞。
石島 響(メディアアート)
多摩美術大学大学院修了後、ベルリン芸術大学大学院New Media修士修了。ベルリンを拠点に活動中。インスタレーション、映像、キネティックやインターネットアート等多様な表現を用い、芸術と社会の相互作用性、メディアにより生じる個人の認識/感情への影響についての研究と芸術実践を行っている。見えていないものを想像させる体験や現象、身体感覚などを扱う。
倉敷 安耶(絵画)
2020年東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了。現在は東京と京都を拠点に活動。一貫して、肉体という個別の物質、あるいは付属するカテゴライズによって絶対に断絶された孤独な存在のひとつであるという自覚を持ち、他者との距離について制作を行ってきた。転写技法を用いた平面作品を主軸にした他、儀式的なインスタレーションやパフォーマンスなどを用いる。
沖田 愛有美(絵画 / 工芸)
漆をメディウムとした絵画作品を制作している。絵画や工芸の区分にもとづく還元主義的な表現の規範化を回避し、自然界の現象や様々な種、それらと非人間の境界など複数の要素が複雑に結びつき絡まり合う様子を生きる描画材料との協働によって描き出す。
【活動支援生11名によるシリーズ企画「KUMA selection 2024」】
■期間:2024年5月11日(土)〜9月30日(月)
■会場:クマ財団ギャラリー
■料金:無料
■主催:公益財団法人クマ財団
■参加クリエイター(ジャンル)
5月:渋谷 七奈(絵画)/ 高畑 彩佳(絵画 / インスタレーション)
6月:Meta Flower(久保田 樹)(彫刻 / 音楽)/ 筒 | tsu-tsu(ドキュメンタリーアクティング)
7月:山縣 瑠衣(絵画)/ 乾 真裕子(映像 / パフォーマンスアート)/ 久保 暖(音楽)
8月:岡 碧幸(メディアアート)
9月:石島 響(メディアアート)/ 倉敷 安耶(絵画)/ 沖田 愛有美(絵画 / 工芸)
※参加クリエイター、開催月は変更となる場合があります
クマ財団ギャラリーについて
活動支援生による「KUMA selection」とクリエイター奨学生による「KUMA experiment」の2本を軸に、年間を通して若手クリエイターの作品を発信!
クマ財団ギャラリーは、クマ財団が支援するクリエイター奨学生ならびに活動支援生の作品発表の機会を提供することを目的に、2022年4月に東京・六本木にオープンいたしました。
クマ財団が行う「クリエイター奨学金」に採択されたU25の学生クリエイターのプレゼンテーションの場として、10月〜翌年3月にグループ展シリーズ「KUMA experiment」を開催。また、その卒業生である活動支援生によるシリーズ企画「KUMA selection」を5月〜9月にかけて実施し、年間2シリーズを軸に展覧会・イベントを展開しています。文化とアートの中心の一つである六本木で、当財団が支援する若手クリエイターの情報を発信し、若い才能が持つ無限の可能性を社会と繋げていきます。
【クマ財団ギャラリー】
■Web:https://kuma-foundation.org/gallery/
■住所:〒106-0032 東京都 港区 六本木 7-21-24 THE MODULE roppongi 206
■アクセス:日比谷線・大江戸線「六本木」駅徒歩4分、千代田線「乃木坂」駅徒歩7分
■MAP: https://goo.gl/maps/4u3mdpTyS3o6dqB57
■車椅子でお越しの方へ:入口に段差がございますので、スタッフがご案内いたします。当日ご来館の際に下記のお問い合わせ先よりお電話にてご連絡ください。